魚座のわたしを救ってくれた本
こんにちは、mimosaです。
最近、聞いていてあまりいい気持ちのしない話し方をする人がいて、カチンとくるやらモヤモヤするやら・・・ということがあったんです(>_<)
「言葉」というものの重みや言葉が与える影響について考えさせられました。伝え方や言葉の選び方から人となりが垣間見えますね💦
歳を重ねるにつれ、特に音楽を聴くときに、その言葉(歌詞)や意味を噛みしめながら聴いている自分がいることを感じます。過去や未来に思いを馳せながら身体全体で感じる、味わうというカンジでしょうか。
好きな歌や詩はいくつもありますが、中でもZARDの坂井泉水さんの詞やライターの石井ゆかりさんの言葉は、一定してずっと「好きだなぁ」と思うのです(*^^*)
12星座シリーズの『魚座』(WAVE出版)がわたしにとって初めての石井ゆかりさんの本でした。綴られている言葉が自分の感覚にとても合うんです(^^)わたしは占いというより読み物として読んでいる気がします。
ちなみにわたしは太陽を含めて4天体が魚座♓にあります。
そのなかに「大切なひと」というページがあるのですが、初めて読んだときは号泣しました。
これはわたしのことだ、わたしのことを分かってくれる人がいる、そんな風に思いました。
そのあとも、ちょっと落ち込んだときや温かい気持ちになりたいときに何度も読み返しています。
あなたを本当に大切に思う人は、ときどきあなたを襲う大いなる徒労感を、よく知ってくれている人です。
(中略)自分の力だけでは癒しきれない渇きが、いつもあなたの中にうごめいています。
あなたを本当に大切にしてくれる人は、あなたのゆたかさと渇きとを、両方理解している人です。
(中略)
あなたのいい加減さと生真面目さ、あなたのシビアな審美眼と乱雑を許すおおらかさ、あなたの際限のない優しさと孤独とを、その人はいつも、同じあたたかさで、受け止めてくれているだろうと思います。
(石井ゆかり『魚座』WAVE出版)
子どもの頃から、身近な人(わたしにとって特に母がそうなのですが)を助けること、場や人が険悪な雰囲気にならないよう気を遣ったり、物事がスムーズに進むよう先のことを考えて行動したり・・・
いつもいろいろ一生懸命だったなぁと思います。
わたしにとっては自然で当たり前のことなのですが、それでもときどきすごく疲れてしまいます。
自分のなかが空っぽになってしまうような感じになるんですね。
それなのに、しばらくすると同じことを繰り返して疲れて、たまに「よかった」と思えることがあったら嬉しくなって・・・そんな自分のことをわたし自身、とても疲れる性格だなと思っていました。
それから、神経質なところがある自分とそうでない自分といったように、ときどき自分のなかに矛盾を感じて違和感を覚えることもありました。
こんな風に感じる自分がおかしいのかもと思っていたので、誰にも話したことはありませんでした。
なにより、感じていることをうまく言葉で表現することが難しいと感じていたので、話したところで、相手にきちんと伝えられる気がしませんでした。
ずっと心に仕舞ったままだったのですが、
「大切なひと」を読んで、わたしはずっとこういう存在が欲しかったのだと気づいたのです。
本当は誰かに自分の感じていることを知ってほしかったし、受け止めてもらいたかったんですね(^^)
こんな自分を理解してくれる人はいないと思っていました。でもこうして文章になっていて、それを書いた人がいるということは、他にも分かってくれる人がいるということだと思いました。
その「大切なひと」はもしかしたら家族や友人かもしれません。でも、わたしにとってはなんとなく違っていて、パートナーになる人のような気がしています(*^^*)
わたしは読んだ後、友人数名にそれぞれの太陽星座の本をプレゼントしました(笑)
少しずつ占星術の勉強をしていますが、いくら勉強しても石井ゆかりさんのような読み方ってできないですし、できる気配すら感じられません(>_<)
やっぱり一人ひとりそれぞれの「言葉」ってあるんだろうなと思います。
わたしは『石井ゆかりの星読み』も購読しているのですが、その中にも、そして『魚座』や他の著書にも本の引用が載っていることがあります。
知らない本ばかりなのですが、その引用部分に触れるのも好きなのです。世界が広がります🍀
読書家で、言葉をたくさん知っている方なんだろうなと憧れます(#^^#)記事や著書を読むたび素敵だなと思うんですよね。
ブログも書き続けていくと、自分の書き方(スタイル)が見えてくるといいます。
わたしはどんな風になるのかな。ちょっとワクワク✨
Thank you for reading my blog.
Have a nice day!