依存先を増やすこと=頼る先を増やすこと
こんにちは。
みなさんは「依存」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
○○依存(症)、共依存など、日常生活のなかで聞く「依存」という言葉にはあまりいいイメージはないように思います(>_<)
依存とは
他に頼って存在、または生活すること。
デジタル大辞泉
「依存」と聞くと人や何かに頼り切ってしまい、それがなくては生きていけない状態のことだと考えがちですが、実は「依存」には「よい依存」もあるんですよ(^^)
少し前に新聞か何かで、障害を持つお子さんがいる方(だったと思います)の記事を読みました。
あまり内容は覚えていないのですが、たしかその方は家族だけで対応するのではなく、障害を持つお子さんが家族以外に頼れる場所や行ける場所、つまり依存先を増やすことが大切だということを言っていたと思います。
家族や身内だけで対応しようとすると、どこかで必ず限界がきます。家族が先に亡くなってしまうことだってあり得ますよね。
そんなとき、頼る先が家族しかいなかったらどうなってしまうでしょうか。全員がますます生きづらい状況に追い込まれてしまうと思うんですね。
頼る人や場所が少なければ少ないほど、「この人しかいない」「これを逃したらダメ」「これがないと生きていけない」という状態になって、ますます依存してしまいます。
これは「悪い依存」ですが、逆に頼る場所がいくつもあると、それだけ一人にかかる負担を減らすことができますよね🍀(●’◡’●)
以前、家族の介護経験がある方からも、介護サービスを利用することで心身の負担が減ったというお話を聞いたことがあります。
ですが、わたしは人に頼ることが苦手というかあまり上手ではなく、まずは自力でどうにかしようとするタイプ。その次に頼ってしまうのは家族かな💦
家族以外の人に頼るのを遠慮してしまうので、たとえば、友人から空港までの送迎を頼まれるのはOKだけど、わたしから同じお願いをすることはできないのです(>_<) なんだか悪いと思ってしまって・・・
そういったお願いもできないくらいなので、自分にとって大きな悩みになるほど、友人にはあまり話せないし頼れないんですよね💧
今のわたしは健康で仕事もしていますし、ときどき会ったりする友人もいるので、特定の人やものに依存している状態ではありません。でも記事を読んで、わたしの頼る先ってどこだろうと考えたときに少ないなと思ったんですね。これは改善していきたいところです(^^;)
というのも、わたしは親のことで、このままだと共倒れになりそうだと危機感を覚えることがあるから💦 わたしの家はうまく依存先を増やすことができずにここまできてしまったので、ときどき大変な状態になるのです(>_<)
依存先を増やすこと=頼る先を増やすこと
として捉えると、「依存」も決して悪いことではないですよね。頼る先を増やすことが「悪い依存」を防ぐことにもなりますし、負担が減るので共倒れになることを防ぐことにも繋がります🌷
公的機関や専門のサービスを頼ることはもちろん、趣味を持つことや交友関係を広げることで依存先を増やすことができます。それから、仕事をすることもそうですね☝
できるだけ早めに対応したほうが◎です❗
時間が経てば経つほど、特に同じ家で暮らしていると気力や体力も低下していく可能性があるので、早めに増やしておくことをおススメします(o^^o)
支える側である場合は、経済的にある程度自立することや可能であれば離れて暮らす(自分が落ち着ける場所を確保する)など物理的に距離を取ること、他の家族や身内の力を借りることも依存先を増やすことに繋がるのではないでしょうか(^^)
抱え込んだり家族だけで解決しようとすると追い詰められてしまうこともあるので、少しでも悩みを話せる人や場所が周りにあればいいなと思います🍀
実は密かに、いつかそんな場所を作りたいと考えています✨
Thank you for reading my blog.
Have a lovely day♪