内向型なのに外向型??
こんにちは🌼
先日やっと『内向型人間の時代』(スーザン・ケイン、古草秀子[訳]、講談社)を読み終えました!
検定・資格取得のために読んでいる途中で読書を控えてしまって、中途半端に止まってたんですよね💦 前半はまた読み直そうと思っていますが、残りを読んでいてもいろいろ発見がありました💡
わたし自身、幼いころから自認している性質は「内向型」です。なので本来、自分から声をかけたり、人前に出たり、大勢で過ごすのが得意なタイプではありません。
でも、うまく生きていくために、その環境に馴染むために、それから多分、自分が孤立するのを防ぐために、ちょっと無理をして人に話しかけたり人前に立ったり、大勢の人とコミュニケーションを取ったりetc.をしてきたなという自覚があります。
長年そういったことをしてきているので、自分は内向型だと思っていても、たびたび「本当は内向型じゃなくて外向型なのかな?」と思うことがありました💦
どっちが本当のわたしなんだろうと自分でも分からなくなってしまうのです。
『内向型人間の時代』にその答えになりそうな考えがありました✨
まず感じたことは、わたしと同じような人は実は少なくないんだということ。
内向型なのになぜ外向型のように振る舞ってしまえるのか。それはもしかしたら、自分にとってとても大切な事柄=「コア・パーソナル・プロジェクト」に取り組んでいるからなのかもしれません(^^)
自由特性理論によれば、私たちは特定の性格特性を持って生まれるが―たとえば内向性だ―自分にとって非常に重要な事柄、すなわち「コア・パーソナル・プロジェクト」に従事するとき、その特性の枠を超えてふるまえるのであり、実際にふるまっているのだ。
(『内向型人間の時代』 スーザン・ケイン 、古草秀子[訳]、講談社)
つまり、内向型の人は、自分が重要視する仕事や、愛情を感じている人々、高く評価している事物のためならば、外向型のようにふるまえる。
「自由特性理論」とはブライアン・リトル教授が提唱する理論。
自由特性とは人生の中核となるコア・プロジェクトを進めるために、その場面に応じた振る舞いを実行することです。
内向型か外向型かに関係なく、コア・パーソナル・プロジェクトに取り組んでいるとき、人は生まれ持った性格や特性とは違った面をもって振る舞うことができるということですね☝
確かに、人って自分が大切に思っている人や事柄に関することだと一生懸命になりますよね。
TEDでリトル教授は人生のコア・プロジェクトを持つことが大切だと言っています。
内向型のリトル教授のコア・プロジェクトは「教授すること」。彼は学生たちや自分の専門分野を心の底から大切に思っていて、新しいことやワクワクすることを伝えたくてたまらないと言っています。
情熱を持って取り組んでいることなので、内向型であるにもかかわらず外向型にように振る舞い、大勢の前で講演することだってできるんですね🍀
わたしも内向型でありながら、日常生活の中では外向型のように振る舞って生活している部分がけっこうあります。「偽外向型」の自分がいるのです💦
なので、おそらく周りにはわたしはどちらかというと外向的に見えているんじゃないかと思います。
でも本当はちょっと無理をしてしゃべっているときもあるし、細かいところが目につくから動いてしまうし気を回してしまうんですよね(>_<)
自分の中に「内向型」と「偽外向型」の二つの要素が見えてしまうために、「自分は外向型なのかも」と思っちゃっていたんですね💧
どっちの性質が良いか悪いかというわけではないのですが、本来の性質を抑えて生活していると弊害も出てきます(^^;)
次回はその辺について触れてみようと思います。
Thank you for reading my blog.
Have a lovely day♪