「あいさつ」からわかる自分の状態
こんにちは。
ある日のあるラジオ番組で、「職場でのあいさつ」に関する投稿が取り上げられていました。
こちらがあいさつをしても、あいさつを返さない人がいるという内容です。
わたしも仕事柄あいさつをすることは多いので、何となくそのまま聞いていたら、
「あいさつ」からでも自分の状態を把握することができるなと思ったんですね。
教育関係の、それも児童・生徒と直接関わる仕事をしていると、毎日数十名~数百名を相手に何らかのあいさつをします。
あいさつをしても返さない子ども達はもちろんいます。
声を出す代わりにうなずいたり、ちょっと頭を下げたりと何らかの意思表示をしてくれる子どもたちはあいさつを返してくれていることが分かりますが、ときどきスルーする子もいるんですね。
「まぁ、いっか」
「聞こえなかったのかも」
「わたしの声が小さかったかな」
朝だと「低血圧で返事する元気がないのかもね」と考えたりします。
でも、あいさつに限らず、声をかけているのにスルーされるようなことが続くと虚しくなってきますよね。
相手からの返事がないことに、
「何であいさつ返してくれないの?」
「大人だよね?」
「聞こえてるはずでしょ」etc.
こうしたモヤっとした感情が出てくるときは、メンタルが弱っていたり、バランスが崩れてしまっている状態なのではないでしょうか。
その原因は、あいさつを返さない相手かもしれませんし、それ以外のわたし達に影響を及ぼしている物事かもしれません。
相手に対して一生懸命だから、しっかり向き合おうとしているからこそ、そういった感情が出てしまうこともあります。
でも、それに囚われてしまってはもったいないですよね。
だから、相手があいさつを返してくれなくても、あいさつをする自分のことは積極的に褒めてあげましょう🌼
それに、心の中でなら「何で返事しないの?!」とかある程度のグチは出してもいいと思うんですよね・・・以前書きましたが、グチって必要経費的な側面があると思うんです。
肝心なのは、グチを中途半端に出してイヤな気持ちのままで終わらないこと、でしょうか。
最終的に「まぁいっか」くらいの気持ちになっていれば、相手のことに引きずられなくなるはず。
『愛の反対は憎しみではなく、無関心』というマザー・テレサの言葉があります。
無視するということは、その人の存在を無いものとすることなんですね。
どこで知った言葉だったか、はっきり思い出せないのですが(いじめ問題の関連記事だったような気がします)、「無関心」という言葉はとても怖いものだと感じました。
相手が答えてくれなくとも、自分はそうならないようにしたいものです💦
それに、反応はなくても、心の中ではあいさつをしてくれることに感謝しているかもしれません。
相手の反応に囚われずあいさつを続けていれば、もしかしたらいつか返事をしてくれる日がやってくるかもしれません。
相手の心は分かりませんからね。
まずは、相手に真摯に向き合おうとする自分をうんと褒めてあげましょう✨
たまたま耳にしたラジオ番組のリスナーさんのおかげで今回の気づきを得ることができました。
何気ない日常生活のなかに、自分の成長に繋がるきっかけの種みたいなものがあることに「おぉ」と感動した日となりました🍀
Thank you for reading my blog♪