HSP

HSPやエンパスが子どもを持つことについて


こんにちは。
週末も忙しかったり予定があったりして思うようにブログが書けていません💦


特にこの数か月は、双子の姪っ子たちの世話を手伝う必要が出てきたこともあって、平日も休日もずっと気を張った状態が続いています。



赤ちゃんは可愛いです✨
もともと子どもは好きなので、その相手をすることは苦手でもイヤでもないのですが、その後はいつもげっそりしてしまいます。


自分にとってゆっくりできる時間がどれほど大切で必要なものなのかを痛感しています。



これまで、なんだかんだ幼児~高校生と接する機会も多かったので、子どもには慣れているほうだと思っています。

子どもを持ちたいという気持ちが当然のようにあった時期もありました。



でも、わたしにとって本当に望むものは何か、一番欲しているものは何かを自問自答していくと、
必ずしも「子ども」は最上位ではないかもしれないという自分なりの意見も出ました。


持ちたくないわけではありませんよ💦 (年齢的なことも含めてどうなるかは分かりませんし)


だからこそ考えます。


もし持つとしたら?


今、自分のなかで子どもを持つことに対しての不安がとても大きくなっています。



日々の生活に姪っ子たちが加わった影響なのか、

「本当に自分もこんな風にできるのかな」
「子どもを可愛がれるのかな」

とこれまで考えもしなかった、思ったこともなかったネガティブな気持ちがどんどん出てきているんですね。


パートナーや周囲の協力体制などの状況にもよるとは思うのですが、母親の負担の大きさを感じてしまい、同じことができるのかと不安で怖いと感じています。



大変なことだけではないことも知っています。
喜びもきっとたくさんあるんです。


でも、ゆっくりできる時間が必要不可欠な自分だからこそ、そういった時間が取れなくなる生活を始めることに大きな不安があるのです。


育児は待ったなしですから。



HSPであってもエンパスであっても子育てをしている人はたくさんいます。

もしかしたら「案ずるより産むが易し」になる可能性もあるのかもしれません。

でも、どうしても本当に自分にできるのかという不安が尽きないんですね。



『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』(イルセ・サン著、枇谷玲子訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン) で著者は、HSPのなかには子どもを持たない選択をする人や持つ場合でも一人だけにしようとする人もいると述べています。


HSPの研究で有名なエレイン・アーロン博士も『敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術』(エレイン・N・アーロン著、片桐恵理子訳、PanRolling)のなかで、同じことを言っていました。



HSPやエンパスにとって、子どもの存在が大きな刺激(ストレスや脅威)をもたらすことは否定できません。


自分の時間は確保できなくなるし、それ以上に、しっかり育てないとという育児に伴う責任の重さを考えると苦しくなってしまいます。それが何年も続くとなると・・・


子どもを持たない選択をする気持ちも今はよく理解できます。


しかし、二人はこんなことも言っています。


しかし、敏感な心を持つHSPには、親としての資質が大いに備わっているはずです。注意深くて、直観力があり、子どもが何を求めているのか察するのが上手でしょうし、共感力があり、よい親になるために自分にできることは何でもするに違いありません。

『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』(イルセ・サン著、枇谷玲子訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)



保護者が敏感だと、子供はのびのび育つ傾向にある。私はこれまで、自分の子供や、他人の子供を健やかに育て上げてきたHSPを大勢知っている・・・


子供を持つかどうか迷ったときは、あなたはあなたにふさわしい子供や家族を持てるのだと覚えておくといい。

『敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術』(エレイン・N・アーロン著、片桐恵理子訳、PanRolling)




どうしても不安に囚われてしまいますが、わたしは自分が親になったらよい親になろうと努力し続けるだろうなと思います。でも、子どもを持つことで諦めることや失うものも出てくるのも確かですよね。


エンパスについて気になったことがきっかけで読んだ『LAの人気精神科医が教える 共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』(ジュディス・オルロフ、桜田直美[訳]、SB Creative)にはこう書かれています。

エンパスはとても繊細なので、子どもをもつかどうかは、よく考えてから決めなければならない。私は患者たちに、子育てのプラスとマイナスをよく吟味するようにアドバイスしている。そうすれば、子育てに夢を抱くだけでなく、現実的な面も覚悟しておくことができるだろう。




子どもを持ったらどうなるのか。どんなことが起こるのか。

それが目の前に示されている今、子どもを持つこと持たないことについてしっかり考えなさいと試されているような気がしています。


エンパスは本質的に与える存在であり、親の役割に喜びを感じる。(中略)自分を守る力を身に付けたエンパスなら、その共感力と思いやりを生かして、最高の親になることができるだろう。

『LAの人気精神科医が教える 共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』(ジュディス・オルロフ、桜田直美[訳]、SB Creative)




子どもがいる自分の未来がどんなものになるか、良いことも悪いことも想像できてしまうからこそ悩みます。どちらを選んでも悩むことは出てくるでしょうし・・・



簡単に答えは出ませんが、しっかり向き合っていくしかないですね🍀


Thank you for reading my blog♪