癒しがちょっと進んで起きた小さな変化:インナーチャイルド
こんにちは。
前回は「報われたい」という気持ちが出てきたことについて書きましたが、
その気持ちがだいぶ出たおかげなのか、今は別の部分に変化が見られます。
インナーチャイルドという言葉を知っていますか?
日本語では「内なる子ども」と訳されています。
インナーチャイルドとは、自分の心のなかにある子ども時代の心情や記憶(思考や行動パターン)のことを指します。
子どもの頃の、特にネガティブな体験って大人になっても影響を及ぼしていることって少なくないですよね。
わたしにもあります💦
うまく付き合っているほうだとは思いますが、完全に癒されているわけではないので、日々の色んな出来事に引っ張られて、過去のアレコレを思い出しては涙が出ることもあります。
これまで読んできた本や講座などで、インナーチャイルドを癒すことについて触れてあるものも多かったので、ワークを試したことがあるのですが、実は、うまくできたと思えたことがありませんでした。
目を閉じると、いつもそこには子どものわたしと、少し離れたところに大人のわたしがいました。
でも、子どもの自分に声をかけたり、抱きしめてあげることがなぜかできません。
子どものわたしに近づくことも優しい言葉をかけてあげることもどうしてもできないのです。
足は動かないし、慰める気持ちも湧かないんですね。
大人のわたしは傍観者のような感じで立っているだけです。
(がんばれ)というような言葉しか浮かびませんでした。しかも心の中で発しているだけ。
(自分で乗り越えるしかない)
(踏ん張るしかない)
大人のわたしは見ているだけ。そして、理由は分かりませんが、その心の中でしか声をかけられなかったのです。
ときどき、子どものわたしに近づいたり、抱きしめようとしたのですが、無理やりなのでうまくいかないですよね💦
ちなみに、わたしはインナーチャイルドを癒すワークをやってもうまくいかなかったので、普段、インナーチャイルドを癒すために何かに取り組んだりはしていません。
ですが最近、インナーチャイルドとの関わり方に変化がありました。
明け方ウトウトしているとき、日中のふとしたときに脳裏に子どものわたしが浮かびます。
すると今までは、少し離れた場所で子どもの自分を見ているだけだった大人のわたしが、
うずくまっている子どものわたしに駆け寄って背をさすったり、抱きしめたり、優しい言葉をかけることができたのです。
それも自然に。それが何度かありました。
これまで足が動かなかったのが噓のようです。
今では、いつでもそばに行って優しくしてあげることができます。
インナーチャイルドへの接し方が変わったのは、時期的には「報われたい」という気持ちが出るようになってから。
それも、ある程度「報われたい」気持ちが大きくなってからです。
これまでの、そして現在の自分の働きやがんばりを自分で認め、受け入れられるようになってきたおかげで、過去の自分にも優しく接することができるようになったのだろうと思っています。
インナーチャイルドを癒そうと思っていたわけではないのですが、「報われたい」気持ちからの思わぬ結果にちょっと驚いています。
でも、これまで実践したことの結果や実感できる変化が少なかった身としては、癒しが進んでいるというサインのようでうれしくも思っています🍀
どんな順序で、どんな形で傷が癒されたり、変化が起こるのかは人それぞれなんだなと実感しました。
流れが人と違うと、つい焦ったり、不安になったりしますが、それぞれのタイミングってやっぱりあるんでしょうね。
「それぞれのタイミングがある」と言い切れないのは、私自身そういう体験がまだ少ないからです。
でも、こんな出来事があると、そう思わざるを得ません。
これからもこんな体験を積み重ねていくのかな。不思議だけど楽しみです✨
Thank you for reading my blog♪