自分をゆるしてあげよう
こんにちは。
「信じてゆだねる」のなかで、わたしがやっていることのひとつに
☆怒りや不安、焦り、後悔、執着など、人生の流れを止めようとするネガティブな感情を手放す
を挙げました。
こういった感情は、人や出来事・状況といったものに向けられていることが多いですよね。
繰り返し思い出しては自分を傷つけている、ということはよくあると思います。
時間が経てば、多少薄れてくる傷もあるのかもしれません。
が、忘れたつもり、誰かをゆるしたつもりでいても、嫌な思いをした記憶というのは、なかなか忘れられないものです。
わたし自身「もう、いいや」と思えるようになった出来事も、やっぱり忘れることはできていません。
時間とともに、記憶やそのことに対する感情が薄れてきているように感じることはありますけどね💦
でも、あれこれ考えて不安になったときや精神的にネガティブな影響を受けたときなどには、嫌な記憶がよみがえってくるんですよね。
しかも芋づる式に次々と!
おまけに、自分がされたことだけではなく、他者に対する自分の言動で後悔した記憶まで引っ張り出されてくるんです!
わたしにとっては、されたことよりも、自分がしたことを思い出すほうが辛いし苦しい・・・
ひとつ思い出すと、こちらも芋づる式にずるずる出てくるので、そのたびに自分を責めてしまいます。
なかには、その相手が気にしていない(むしろ気づかなかった)ようなこともあります。
些細なことでも気にしてしまう、それをずっと引きずってしまうのはHSPという気質も影響しているとは思っています。
比較的に小さなことだと、立場を逆にして考えてみたり、人に話したりで気を紛らわせることもできますが、自分にとって大失敗だったと感じるような出来事だとそう上手くはいきません。
わたしは、他者を責めるよりも自分を責めることのほうが多く、責めるときには必要以上に強く責めてしまうのです。
そんなある日、トーシャ・シルバーさんの本を読んでいる途中、ふと、
「わたしって自分のことをゆるしたことがなかったかも・・・」と思ったのです。
トーシャさんの本には、本人だけではなくいろいろな人のストーリーが載っています。
なので、相談者に怒りや執着を手放すアドバイスをしている話もたくさんあるんですね。
他者を責めていることと自分を責めていることは同じこと
他者へのネガティブ感情を手放す(ゆるす)なら、自分にそれをしないのはなぜ?
ずっと後悔してきた、責めてきた自分を「もういいよ」ってゆるしてあげてもいいんじゃない?
ほんの一瞬、浮かんだイメージでしたが、
このおかげで、「自分をゆるす」という選択肢がわたしのなかに生まれたのです。
ずっと覚えている。後悔している。心の中で何度も謝っている。
そんな風にして、
いつまでも自分を責めているわたしを、わたしがゆるしてあげなきゃ誰がゆるしてあげるの?
そういう声も内側から出てきました。
自分をゆるそうと思いました。
そして、自分をゆるしてみると、フッと肩の力が抜けたんです。
その後、トーシャさん以外の本でも、何度も「ゆるしが大切」だという文を目にしました。
大切なことだから何度も出てきたのでしょうね。
わたしはずっと、自分をゆるすことよりも他者をゆるすことのほうが簡単だと思っていたのですが、
もしかしたら、
自分をゆるせなかったうちは、本当の意味で他者をゆるしていることにはなっていなかったのかな?とも考えるようになりました。
わたしと似たタイプの人は、きっとたくさん反省しているはずなんです。
自分を責めるのは、自分のやったことに真剣に向きあった証拠ではないでしょうか。
そろそろ自分をゆるしてあげる時なのかもしれませんよ🍀
Thank you for reading my blog♪